風のフェスティバル「木目込み人形」

マキ

2013年06月19日 07:12

先日、イベント「風のフェスティバル」で、木目込み人形作品展を観て参りました。
木目込み人形とは、木彫りの人形に金襴(きんらん)などの切れ地をはり、その端を彫った溝に埋め込んで衣装とした人形のことです。


干支・羽子板

「わ~、ステキ!奇麗~!!」と、私。
初めて見る人形の世界に思わず感嘆の声が漏れました。

それを聞いていた作家Yさん。
「奇麗に仕上げるには「修正」が大切なポイントになるんですよ。」
と教えてくださいました。

修正とは、人形のボディを整える作業だそうです。
紙やすりなどで滑らかに整え、※桐塑を使い欠けなどを修正することでより美しい人形に仕上がるようです。
(※ 桐塑:桐粉と糊を合わせ練ったもの)
美しさに隠れた細かな作業にも、技術と感性が必要のようですね(^^ゞ


丁寧にボディを整えると、着物の合わせが立体的に見え美しさが増します。
わかりやすいように、いくつかの作品をカメラで大きく捉えてみました。


羽子板



干支(酉)


雛人形

いかがでしょうか?

美しさが少しでも伝わると幸いです。
心ときめく人形達との出会いに感謝ですね。

Yさんご説明頂きましてありがとうございました(^^)/



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